代表挨拶

代表取締役・樹木医 藤原 正彦

代表の思い

五感を持って感じ取る日本人の感性。和ごころ。

今目を閉じても、自宅近くで遊んだ山河・田畑の風景が、幼き頃感じた音・かおり・肌触り・味と共に昨日のように思い出されます。
今まで様々な庭に接してきましたが、私の作庭の原点は播磨の自然や家の「かど」、その中で遊んだ経験のようです。

我々が扱う樹木や石は今まで存在してきた時間を内に持っています。またその土地特有の地域性もあります。この時間と土地の力を借りて庭を含む風景を創造していく仕事が造園です。
近年、地域性や歴史性を無視した建築や構造物が多くなり、時間とともに味わいを増すのではなく、色あせて朽ちていくのみで、自慢のふるさとの風景へと変わっていません。
今こそ、造園家が活躍すべき時です。自然への畏敬の念を忘れずに、先人の知恵を授かりながらも、常に新しいデザインを創造しながら作庭して行きたいと考えています。

また、わが社の社員は真摯に仕事に取組み、顧客の満足を最優先に考える自慢の財産です。これからもこの会社の財産とお客さんの笑顔が増えるように、和ごころを大事にして精進していきたいと考えます。